今日も働く。自分を小さくしながら。でも子供が可愛いからいっか。
臭う。臭いでわかる。今日もいるよね。はあああ。朝から心に靄がかかる。
「おはよーございます。」にこにこ。
今日も一日この場所で働くぞ。出来るだけマシーンとなって。淡々と。
子供が元気に保育園に行けただけで今日は幸せだよ。そうだとしよう。
たとえ、嫌いな人が近くにいながら仕事をするにしても。
仕事自体は嫌いじゃないし、ここは条件的には働きやすい環境がある。
そう、条件は揃っている。時短勤務の制度はあるし、急なお休みにも対応できる環境はある。休憩時間もとれる。
子育てしながらでも働ける条件は揃っているのに、しんどい。
仕事のやりがいをもとめたらこの条件では働けない。
でも働くためにはこの条件は必要不可欠。
そんなことばかりを考えながらもんもんとして、嫌いな人と一緒に業務。萎縮しながら業務。
残業ができない分、業務に対してギアが踏めない。踏めるだけのインプットもできない、とゆーかもうずっと疲れててそんなこと正直考えられない。
余計に萎縮してしまう原因はそんなところからだと思う。
嫌いな人なんてどこの場所にもいるし、あるあるな話だけれども。
子供が生まれる前はもっとうまく割り切れていたなあ。育児が始まるとそのキャパを子供のお世話に使っている感じ。
心の掃除をする時間が本当になーい。
「長い人生、安定した企業でずっと働いていたほうがいいに決まってる。」
「正社員で職場復帰できたんだから、ありがたいことだよ。」
そんな実際のところ本当にそうなのかを考えず、本末転倒な状態に陥っていないか精査もせず、とりあえず新しい洋服を着て気分を少し盛り上げて今日も出勤をした。デスク引き出しにちょっといいバタークッキーもある。そして子供が元気に保育園に行ったじゃないか。今朝もすごく可愛かった。
すぐそばにグレーな発言が多い人物がいても。とりあえず今日も半日過ぎた。
大丈夫。大丈夫。過ぎれば笑い話。…ということを信じてます。